文系出身だけどIT起業家になれるかという質問をいただくことがありますが、
そもそもITだからといって理系と考えるのは短絡的です。

元ライブドアのホリエモン(堀江貴文氏)は東京大学文学部、楽天の三木谷浩史氏も一橋大学商学部、
ソフトバンクの孫正義氏もカリフォルニア大学バークレー校経済学部。

いわゆる技術バカではIT起業は難しいです。

例えば、私がマイクロソフトにいた頃は周囲には、
世界的に見ても優秀なエンジニアが多数揃っていました。

一方、私は文系出身者。
彼らとの会話さえ、まともに付きていくことができません(笑)

でも、収入は当時から私の方が何倍も稼いでいたのです。

同じITを対象としていても、彼らにとってはそれが目的であるのに対し、
私にとっては単なる手段でしかないのです。

例えば、F1の世界を想像して下さい。

F1の整備士と、F1ドライバーではどちらの方がマシンに詳しいでしょうか?
どちらの方が年収が多いでしょうか?

答えは明白ですよね。

整備士は車の各部の構造を細部に至るまで熟知しています。
F1ドライバーも免許を取得したり、運転に必要なレベルの知識は有していますが、
整備士にはかないません。

でも、収入は確実にドライバーの方が上です。

ITも同じです。詳しいのは悪いことではないのですが、
専門家になりすぎて詳しいけどマーケティングやセールスの能力に欠けたり、
技術をマネタイズするスキルがないと収入には結びつかないのです。

一生雇われ人として企業に奴隷のようにコキ使われるのが好きな人は構いませんが、
あなたがそうでないなら、技術に固執するところから離れる必要があります。

極論言えば、自分は経営者なわけですから、
技術部分の実行は社員や外注に任せればいいのです。

ITを道具としていかにキャッシュを生み出すのか、
その能力があれば、IT起業家が文系と理系のどちらが適しているか、
という議論に意味が無いことが分かるでしょう。

おすすめの記事